三国演義 読書記録 2022  りょう99@笠原良太(かさはらよしたか)

全六巻 安能務著 講談社文庫

下から書いてます。

途中で信長の野望・新生をやりました。


■2022年8月23日(火)

「三国演義 六」 安能務著 講談社文庫 読破

孔明が亡くなり蜀は魏に滅ぼされる。
それから司馬懿の子が魏を簒奪(さんだつ)して晋を建てる。
司馬懿の孫の時に呉を滅ぼして中国を統一する。
中国は晋が統一したようだが長くは続かなかったようだ。
吉川三国志は孔明が亡くなった所で終わっているのだけど
この本では司馬懿の孫が中国を統一するまでが書いてある。
司馬懿の子が司馬師と司馬昭で
司馬昭の子、司馬炎が中国を統一する。
孔明が亡くなる所までしか読んだことがなかったけど
姜維ががんばったことや劉禅が天寿をまっとうしたことで
まあ良かったんじゃないかと思う。
安能さんの三国志は呂布より張飛や関羽が強かったことになっていて
最初の呂布と張飛の一騎討ちでは張飛が勝ったことになっている。
張飛ファンの私にはうれしいかぎり。

  

■2022年8月21日(日)

「三国演義 五」 安能務著 講談社文庫 読破

吉川三国志とほとんど同じだなぁ。
演義本もたくさんあるみたいだけど同じだなぁ。
安能さんは、ここにこの地があるのはおかしいとか書いてあります。
演義本の作者は地図を持ってなかったんじゃないかと書いてあります。
私も地図を見て街亭が重要地点には思えないのですが。
四巻の曹植の詩のうんちくはすごいと思った。
張飛も劉備も亡くなった。
蜀の国は孔明に託された。
蜀の孔明と魏の司馬懿の決戦がはじまる。

  

■2022年8月18日(木)

「三国演義 四」 安能務著 講談社文庫 読破

劉備が蜀を手に入れ、魏の曹操と呉の孫権に並び立った。
孔明の打ち出した天下三分の計の通りとなった。
三国時代に入ったが魏と呉は同盟して荊州をとろうとする。
魏と呉に攻められ荊州を守っていた関羽は最後となった。
曹操もまもなくしに、後を継いだ曹丕は帝位についた。
劉備も蜀漢が正統として帝位についた。
劉備は関羽にとどめを刺した呉に攻め込もうとするが。。

 

■2022年8月16日(火)

「三国演義 三」 安能務著 講談社文庫 読破

おもしろいですね。
吉川三国志で微妙にわからなかった所などが
書いてあり興味深いです。
曹操が赤壁の戦いでやぶれ、
劉備が荊州を手に入れ蜀へ入っていきます。

  

■2022年8月11日(木)

「三国演義 二」 安能務著 講談社文庫 読破

こじんまりとまとまってて良いです。
はやくも孔明登場。
劉表の後を劉備が継がなかったわけがわかり
目から鱗が落ちた感じ。
劉表はおかざりで、実際に荊州の実権を握っていたのは
反劉備派の蔡瑁とカイエツであり
劉備が後を継いでもうまくいかなかった。
劉備にはそれがわかっていたが、
孔明でさえそれがわからなかった。
っと安能三国志ではそういうことになっている。

  

■2022年8月5日(金)

「三国演義 一」 安能務著 講談社文庫 読破

安能務さんの封神演義をこないだ読んで
安能務さんで検索したら三国演義全6巻を書いているのを
はじめて知って中古で買って読んでみました。
いままで読んだのは、
吉川英治さん、北方謙三さん、陳舜臣さん、
柴田錬三郎さん、三好徹さん、など。
宮城谷昌光さんだけは全巻読んでいません。
いろいろの人が書いた三国志を読むのもおもしろいですね。
小説的にはやはり吉川英治さんの三国志が一番おもしろいです。