






京都祇園祭、飛騨高山祭と並んで日本三大曳山祭の一つに数えられる秩父夜祭り。
秩父神社の例大祭として毎年12月3日に行われ、その歴史は300年以上にも及ぶ。
江戸時代に行われた絹大市の発展にともなって、屋台の引き回しや、花火などが
盛大に開催されるようになった。
庶民にとっては豊作を祈り、蚕のできがよくなるように願う大切な祭り。
また、祭りの日に秩父神社の女神(妙見様)が、武甲山の男神と逢い引きをするといわれ、
子孫繁栄を祈願する祭りでもある。
祭りのメインは、なんといってもカラフルな彫刻や幕で飾られた4台の屋台と2台の笠鉾が
冬の屋台を彩る花火の下で市外を引き回されるシーンだろう。
屋台芝居や歌舞伎なども上演される。
そして午後7時、6台が秩父神社から1qほど離れたお旅所(市役所裏の広場)へ向けて
出発するのだ。最大20tもの屋台や笠鉾がお旅所への団子坂を引き上げられて
祭りはクライマックスとなる。
多いときは30万人くらいです。
祭りでは秩父市の各町内が1台ずつ保有する4台の屋台と2台の笠鉾が引き回される。
いずれも国の重要有形文化財。
中近笠鉾 鉾をつけたときは高さ14mにもなり、重さは15t
総体黒漆塗りの宮殿風な造りで精悍なイメージ。
下郷笠鉾 秩父地方最大の鉾で、笠を付けたときの高さは15m、重さは20tに達する。
白木造りで屋根が二重になっているのが特徴。
本町屋台 屋根が縦に長く鋭い印象を与え、全体的に引き締まっている。
後幕には大きなダルマと宝船が描かれている。
中町屋台 屋根の前面に付いているカラフルな彫刻が最も大きく、華麗な印象。
後幕には海魚が描かれている。
上町屋台 屋台の横幅が6台のなかで最も広い。
後幕は鯉の滝のぼり。
宮地屋台 屋台のなかでは最も端正な形をしている。
後幕はショウジョウとよばれる中国の想像上の霊獣が描かれている。
byるるぶ